前週の女子ツアーで初優勝した山下美夢有の弟でアマチュアの山下勝将(18=近大1年)は通算5アンダーで競技を終えた。最終日は3バーディー、3ボギーのパープレーでスコアを伸ばせず。獲得すれば日本オープン出場権を得られたローアマも逃した。

ツアー競技初出場で72ホールを回った。4日間競技そのものが初経験。「体力的な問題はなかったですが、精神的には疲れたかも。微妙なパーパットを残すと、次のホールのことが考えられなかったり…。4日ともショットが曲がったけど、その中でスコアをまとめられたのは自信になりました」。同時に「ショートゲームに自信があったけど、いろんなプロと回らせてもらって、自分の思う自信が全然ってことがわかりました」という。

目標は姉と同じプロゴルファー。将来的なビジョンは大学4年でプロテスト、QTを受験する方針だ。「日本アマ、日本学生に優勝したい」とアマチュアで実績を積み、力を蓄える。