男子ゴルフの今季メジャー第1戦、マスターズ(4月9日開幕、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)の主催者は22日(日本時間23日)、石川遼(17=パナソニック)を今年の特別招待選手として発表した。

 主催者によると、大会初日の時点での17歳6カ月は史上2番目の年少選手。史上最年少は1952年出場のアマチュア、トミー・ジェイコブスで17歳1カ月。

 石川は初のメジャー挑戦。1936年に21歳で出場した戸田藤一郎を上回り、日本選手史上最年少でのマスターズ出場となる。

 昨季、日本ツアー最年少で賞金1億円を突破した石川は、日本の賞金ランクで5位に入るなどの実績が評価された。米ツアーには2月19日開幕のノーザントラストオープン(米カリフォルニア州)でデビューする予定で、さらに「夢」としていたメジャー大会に挑むことになった。