タイガー・ウッズ(米国)の不倫スキャンダル問題で、イメージキャラクターを務めていたコンサルティング大手のアクセンチュアが13日、ウッズとの契約を解除すると発表した。同社は「ここ2週間の状況を見ると、もはや正しい“企業の顔”ではない」と説明した。AP通信が報じた。

 11日にウッズのホームページ上で行われた自粛表明後、有力スポンサーによる契約解除は初めて。世界選手権シリーズのアクセンチュア世界マッチプレー選手権の冠スポンサーによる契約解除は米ゴルフ界に深刻な影響を及ぼす可能性がある。米衛生用品大手ジレット社も12日、自粛期間の支援を凍結すると発表していた。ジレット社もウッズ起用のCMや宣伝広告などを段階的に取りやめる方針。

 結婚生活を守ることを最優先するとの決断に対しては、現段階ではスポーツメーカー大手のナイキなどが支持するとの見解を示している。