<米シニアゴルフ:全米プロシニア選手権>◇最終日◇29日◇米ケンタッキー州ルイビル、バルハラGC(パー72)

 トム・ワトソン(米国)がプレーオフの1ホール目で1メートルのバーディーパットを沈めてイーガーを退けると大喝采。人気者の活躍に会場は盛り上がった。1999年から戦うシニアツアーで14勝目。うち6勝がメジャー大会と勝負強いワトソンは「最終日はドライバーもアイアンも最高。鍵となるパットも入った」と、貫禄たっぷりに振り返った。

 1980年の米シニアツアー創設以降では、メジャー大会最年長優勝となる61歳8カ月。60歳を超えてから2度目の優勝に「私がスイングを理解したのは46歳の時。それからようやく良いプレーができるようになった。まだまだ戦える」とほほ笑んだ。