<米男子ゴルフ:ウィンダム選手権>◇第3日◇17日◇ノースカロライナ州グリーンズボロ、セッジフィールドCC(7127ヤード、パー70)◇賞金総額530万ドル(約5億3000万円)優勝95万4000ドル(約9540万円)

 松山英樹(21=東北福祉大)がボールの処置方法を巡って、2罰打を食いかけた。大雨でコース状況が悪化したこの日、ローカルルールとして「リフト、クリーン&プレース」(ボールを拾い上げ、汚れをふきとり、ボールを置く)が適用された。松山は1番のフェアウエーの第2打地点でボールをピックアップし、ドロップした。この処置について、スコア提出時にルール委員から質問を受けた。

 松山はゴルフ規則25-1「異常なグラウンド状態」のb「救済」に従い、カジュアル・ウオーター(水浸しになった状態)のボールを拾い上げ、1クラブレングス内にドロップしたと説明、事なきを得た。「トラブルになりそうになったんですけど…」とホッとした様子だった。