米男子ゴルフのRBCヘリテージに出場する石川遼と松山英樹が開幕前日の16日、会場の米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドのハーバータウン・リンクス(パー71)で最終調整し、石川は「攻略しがいのあるコース。わくわく感がある」と意欲的だった。

 昨年10月に開幕した今季の米ツアーは全45試合で、今大会が23試合目の折り返し。石川、松山とも来季の出場資格をほぼ確実にし、順調な前半といえる。昨季腰痛に悩まされた石川は体調に合わせて移動翌日の練習ラウンドをやめるなど、休養をうまく取り入れ「ここまでは腰に全然来ていない。これからも、体に無理のないスケジュールを組みたい」と言う。

 左手首に不安を抱える松山はこの日も練習途中でテーピングをし直すなどした。今後の戦いに向け「半分という感じはしない。今まで通り予選を通っていければいい」と淡々と話した。