<米女子ゴルフ:サイム・ダービー・マレーシア>◇最終日◇12日◇クアラルンプール・クアラルンプール・クラブ(パー71)

 3打差の2位から最終組で逆転優勝を狙った上原彩子は、1バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし通算9アンダー、275の16位に終わり、上位が伸ばし合う展開について行けなかった。

 1番で2メートル強のパットがカップに蹴られてボギー発進。前半はバーディーなしで「チャンスを全然、生かせなかった。パットが本当に入らなかった。ラインが読めていないという感じ」と反省した。

 3位で最終日を迎えた3月の起亜クラシックなど、米ツアーでも優勝争いの経験を積んでいる30歳。

 勝負どころでスコアを伸ばせない課題は残るが「素晴らしい選手とプレーすることで自分に足りない部分もたくさん見えた。充実した1週間だった」と前向きに語った。