<海外男子ゴルフ:タイ選手権>◇第3日◇13日◇バンコク郊外、アマタスプリングCC(パー72)

 小田孔明は前日までとは別人のように乱れた。ショットが左右に散らばり、バーディーは1つで6ボギー、1ダブルボギー。「悔しい。一番悪いゴルフが出た」と、苦笑するしかなかった。

 スタート前から下半身の感覚がおかしく、スイングがぶれた。ラウンド中に修正できず「最後は80を打ちたくないという意識だった」と明かす。

 マスターズ・トーナメント出場の条件である世界ランキング50位以内への浮上は厳しくなった。それでも「最後は7アンダー(の65)だね。有言実行の男だから」と挽回を期した。