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遼クン天と地…ギリギリ決勝/男子ゴルフ

後半に崩れて厳しい表情で天を仰ぐ石川遼(撮影・鈴木豊)
後半に崩れて厳しい表情で天を仰ぐ石川遼(撮影・鈴木豊)

<男子ゴルフ:サン・クロレラクラシック>◇2日目◇1日◇北海道・小樽CC(7535ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 10位スタートの石川遼(16=パナソニック)が天国と地獄を経験した。序盤5ホールで3つスコアを伸ばし、一時は首位に立つが、その後の7ホールで7オーバーと急降下。結局77をたたき、通算5オーバーの149で43位に後退した。自慢のドライバーショットが乱れ、強風と硬いグリーンが名物の、ツアー屈指の難コースに「大敗」した。谷口拓也(28)と原口鉄也(34)が通算2アンダーで首位に並んだ。

 一時は首位に立ちながら、最後は予選通過ラインが気になるなんて…。「最高のスイングができても、いい流れが続かない。続けさせてくれないコースですね。これだけイライラが続いたのは初めて。このコースに、かなり今日は大敗した感じ」。石川はがっくりと肩を落とした。

 出足は最高だった。スタートの10番でバーディーを奪うと、続く11番では残り134ヤードの第2打を30センチへピタリ。初日に1オンイーグルを奪った14番は、この日も果敢にドライバーを握り、最後は7メートルを沈めた。5ホールで3つスコアを伸ばし、この時点で首位に立った。

 しかし、直後の15番パー4の第1打を左ラフに曲げてから、ティーショットの安定感がなくなる。グリーンが硬くなり、風も強まったコースに対し、焦りが出始めた。折り返しの1番では左林に曲げて、サンドウエッジの第2打も木に当ててダブルボギー。「フェースを閉じて打ったのが(狙いよりも)左に行ってしまって。グリーンに近づけようとし過ぎた」。上空を舞う風にも、敏感になり過ぎ、15番以降の7ホールで7オーバーと急降下した。

 最後も冷や汗をかいた。通算4オーバーで迎えた9番では、第2打を大きく右に曲げてボールが見つからず、暫定球を打った。幸い同組の谷原らが探し出し、事なきを得たもののボギー。2週連続予選通過も、カットラインをわずか2打上回っただけだった。「あと2日間あるので6個スコアを縮めるつもりでやりたい」。もう1度、仕切り直して難コースに立ち向かう。【木村有三】

 [2008年8月2日9時8分 紙面から]


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