<女子ゴルフ:サントリーレディス>◇2日目◇12日◇兵庫・六甲国際GC(6457ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

 新人の森田理香子(19=フリー)が、ツアー初の首位に立った。残り6ホールで3バーディーを奪って70をマーク、通算5アンダー、139とした。昨年プロテストに合格した日本人の新人25人の中で初の首位。スポンサー契約を結ぶサントリーの主催大会で、キャディーに起用した兄恭平さん(20)との二人三脚で、初優勝を狙う。米ツアーから一時帰国して出場した宮里藍(23)は70で回り、通算1オーバーの41位で予選を通過した。

 森田が兄の言葉に救われた。後半の2番パー4。第1打を左に曲げ、ダブルボギーをたたいた直後だった。自己最高の4位に入った先週に続き、バッグを担ぐ兄恭平さんから「落ち着けよ」と声がかかった。もう1度集中し直すと、4番パー5では残り41ヤードの第3打を10センチにピタリ。7、8番でも5メートルを沈めて、残り6ホールで3バーディーを奪い返した。

 終わってみれば自身初、昨年プロテストに合格した同期の日本人25人でも初の首位。「声をかけてくれて良かった。まだ2日目だし、自分のスイングをしようと心掛けてたら、パットも入ってくれた」。いつもは兄を「恭平!」「おまえ~」と、呼び捨てにするおてんば?

 の19歳も、この日ばかりは兄のサポートに感謝の笑みがこぼれた。

 今季は2戦目のPRGRレディス杯から6戦連続予選落ち。一時は食事ものどが通らず体重も5キロ減ったが、先週に続く上位進出でようやく復調気配だ。サントリーとはスポンサー契約を結んでおり、今大会は宮里らとともにホステスプロの1人。「毎日アンダーパーで回りたい」。決勝ラウンドも兄と力を合わせていく。【木村有三】