<米女子ゴルフ:ロレーナ・オチョア招待>◇最終日◇15日◇メキシコ・グアダラハラ、グアダラハラCC(パー72)
20歳になった“元天才少女”ミシェル・ウィー(米国)が、念願の米ツアー初優勝を飾った。首位スタートから69で回り、通算13アンダーの275。2位ポーラ・クリーマー(23)に2打差をつけた。男子ツアー挑戦への批判や、失格騒動など近年はお騒がせが目立ったが、ようやく才能が開花した。
ウィーは30センチのウイニングパットを沈めると、両腕を突き上げた。「やっと勝つことができた。実感がわかないけど、本当にうれしい」。アマ時代の02年、12歳で米ツアーにデビュー以来65試合目で優勝し、グリーン上を走り回った。
13歳でメジャーのクラフト・ナビスコ選手権で9位に入り、15歳で全米女子プロ2位。大きな期待を集めて05年秋にプロ転向したが、何度も挫折を味わった。平均飛距離270ヤードという最大の武器でコースを征服し「本当に肩の荷が下りた気分よ」と言った。
「これまで多くのことを通り抜けてきた。これで人生がもっと良くなると願いたい。まだまだ、やるべきことはたくさんある」。目覚めた“元天才少女”は、力強く言い切った。


