米女子ツアー2年目を迎える宮里美香(20)が14日、名将2人のエールを胸に、成田空港から米国に向け出発した。以前から親交がある巨人の長嶋茂雄終身名誉監督と、12日に会食し「2年目が大事。思い切りやってこい」とアドバイスを受け、11日には日本ハム梨田昌孝監督と会って「あと3年が勝負。焦らず頑張って」と激励された。昨季は賞金ランク49位でシード権を獲得。初優勝を狙う勝負の年に「楽しみより、今年は『やるぞ』という方が大きい」と熱がこもった。

 約1カ月滞在した故郷の沖縄では、成人式に出席。「夜、友達と飲んだんですけど、翌日じんましんが出て。泡盛がダメなんだな」と苦笑した。昨年は日本ツアー参戦は日本女子オープンだけだったが、今季は4、5月の参戦も希望。「慣れで気が緩まないように、新たな気持ちでやる」と日米での活躍を誓った。