<米女子ゴルフ:HSBC選手権>◇初日◇25日◇シンガポール・タナメラCC(6547ヤード、パー72)

 宮里藍(24=サントリー)が開幕2連勝へ好発進した。4バーディー、1ボギーの3アンダー、69で回り、首位と1打差の5位で初日を終えた。グリーンを外しても、好アプローチでバーディーを奪うなど、開幕戦に続いて小技が光った。朴喜暎(韓国)ら4人が4アンダーの68で首位に立った。宮里美香(20)横峯さくら(24)は1オーバーで25位、諸見里しのぶ(23)有村智恵(22)は2オーバーで41位、上田桃子(23)は3オーバーで49位。

 あと少しで首位発進だった。最終18番。宮里藍の4メートルのバーディーパットは、あと5センチ届かなかった。3アンダーで首位と1打差の5位。首位発進こそ逃したが「ここはたくさんバーディーが出るコースではない。60台のスコアはすごく良いスタート」と満足そうな笑みを浮かべた。

 優勝した先週の開幕戦ホンダPTT・LPGA(タイ)から勢いを持続している。特に小技がさえた。9番パー5では、2打目でグリーンを外したが、ピンまで残り40ヤードの第3打を、52度のウエッジでピン横5センチにつけて、楽々バーディーを奪った。16番パー4でもグリーン左ラフから残り18ヤードの第2打をピン右2メートルにつけ、4つ目のバーディーにつなげた。

 開幕戦の翌日にはタイからシンガポールに移動。大会2日前から、距離があり、起伏に富む難コースのタナメラCCで練習ラウンドを積んだ。今年の目標は各試合の順位ポイントで決まる最優秀選手賞。「先週1試合だけ良くて、残り全部だめというのは避けたい」と気持ちを切り替えた。

 抜群の安定感に、2週連続優勝の夢はふくらむ。それでも「まずは明日。(2週連続優勝は)そんなに簡単なことじゃないですし、1日1日やるだけです」と、謙虚に目の前の1打に集中していく。