日本男子ツアーの関西オープン(関西スポーツ5紙後援)を主催する関西ゴルフ連盟(KGU)が、日本ゴルフツアー機構(JGTO)に対し、大会開催時期の変更依頼を文書で申請していることが17日、分かった。ツアー日程などに比較的余裕がある6月をめどに、2年後の13年大会から日程を前倒ししたい意向だ。

 関西オープンは1926年に始まった日本最古のオープン競技。今年は今日18日に兵庫・小野GC(6920ヤード、パー71)で開幕するが、前週の全米プロに出場した石川遼が2年連続で欠場するほか、藤田寛之、金庚泰ら賞金ランク上位20位内の10選手が欠場する。(1)全米プロの翌週開催(2)賞金総額がツアーで最も安い5000万円(3)酷暑開催-などが敬遠理由として考えられる。KGUの野村惇競技委員長は「日程変更はなかなか難しいが、もっと大会を盛り上げたい。賞金も上げる方向で努力したい」と話している。