プロゴルファー古閑美保(29)の電撃引退発表から一夜明けた28日、横峯さくら(25=エプソン)がドッキリ発言を行った。古閑の決断に対しては「人それぞれですから…」と明言を避けたが、自分の“未来予想図”については雄弁に語った。「私自身は30ぐらい。でも、28、29になって先延ばしするかもしれませんけど」-。

 実はこれまでも「30歳で引退」を公言してきた。30歳の理由は「う~ん、節目なので」と漠然としたもの。ちなみに、18歳のプロ転向時は「25、26歳で引退」というビジョンを描き「その立場(25歳)になったので」延長したという。

 とはいえ“早期退職願望”は間違いない。古閑が賞金女王に輝いた翌年の09年に、女王にもなった。次の目標は日本タイトル。この日は、きょう29日開幕の日本女子オープンに向け、愛知・名古屋GC和合C(6383ヤード、パー70)で練習ラウンドを消化した。「この大会は我慢比べ。私をレベルアップさせてくれる」。アマ時代から出場9戦で2位2回を含めトップ10は5回。今年こそ念願のタイトルをつかみたい。ゴルフに悔いを残さないためにも…!?

 【加藤裕一】