男子ゴルフの石川遼(22=CASIO)が、新エース効果で上位を狙う。16日に米カリフォルニア州PGAウエストで開幕する米ツアー、ヒューマナ・チャレンジに向け、15日にプロアマ戦で調整。ドライバーを契約するキャロウェイゴルフの新モデル「ビッグバーサ

 アルファ」に変えて8バーディー、2ボギーの6アンダー66をマークした。

 今季はこれまでも平均308・4ヤードで全体6位と飛距離を稼いできた。それでも「いい時に変えないと、本当にプラスに働いたかどうか分からない。テストというより、本番でもこのまま使うつもり」。練習場でも快打を連発し「どうやっても曲がらない。どこまでもまっすぐ飛んでいく」と笑顔を見せた。先週の今季初戦、ソニー・オープンは調整がうまくいかず予選落ち。「先週は頭の中がザワザワしたまま試合に入ってしまった。今週はいい形で入れそう」と気持ちを切り替え、新年2戦目に臨む。(ラキンタ=塩畑大輔)