<米女子ゴルフ:ピュアシルク・バハマ・クラシック>◇第1日残りと第2日◇6日◇バハマ・パラダイス島、オーシャンクラブGC(パー73)

 米ツアー本格デビューとなった横峯さくら(29=エプソン)は通算5オーバー151の暫定102位で、予選落ちが濃厚となった。第1ラウンドで78と崩れ、第2ラウンドは73だった。

 横峯は長い1日を終えて「アメリカツアーってタフなんだなと思いました」と振り返った。第1日は豪雨のため5ホールしか消化できず、この日は31ホールをプレー。しかも「日本では経験したことないような、本当に初めてというほどの強風」に悩まされた。自分のスイングができず、パットにも影響した。第1ラウンド後半の5番パー3では約10ヤードのアプローチをミスし、6番は1メートルを外す。8番は第1打を左の海に打ち込んでダブルボギーだ。

 第2ラウンドはパープレーと踏ん張っても、「この中でアンダーパーで回っている選手がたくさんいる。層が厚いんだなと実感」と、あらためて米ツアーのレベルを感じたよう。まだ半数が第2ラウンド途中だが、予選通過は厳しく、いきなり洗礼を浴びた形だ。

 一方で「場数を踏んでいけば慣れることもあると思う」と冷静さは失わない。「必要なのは心構え、足りないものはショートゲームだと思います」と分析。19日からの次戦ISPSハンダ女子オーストラリアに向けて、立て直す構えだ。