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コースガイド

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝/5、6区

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝

 「これを見ると、また1年が始まるって気がするわ」。こんなふうに毎年、つらそうに山を上る選手をテレビで見ている、そこのあなた! 実際に箱根の山に足を運んだことはありますか? この山は予想以上にすごいところでした。

 急な坂と同時に、次々とカーブが続く。あっ、そんなに急にハンドルを切らないで! 酔っちゃいますって。いや、二日酔いでした(すみません)。車の窓から若い人たちが結構歩いているのが見える。ここは普段は温泉街。ゆっくり都会のストレスを癒して下さい。

 最長で最難関なこの区間。なんでこの区間が「花の5区」と呼ばれないのだろう? キングオブアスリートが十種競技なら、キングオブ駅伝はこの5区で決まりでしょう。上り道ばかりがクローズアップされているけど、終盤には下りもある。下りで一気にペースダウンして、痙攣を起こす選手もいるんだとか。気温もかなり低い。冬の山道だもん、当たり前か。こんな恐ろしい道を完走してしまう選手たちの足腰に“巧”です。

 箱根駅伝の始まりは長距離選手育成のため、「アメリカ大陸横断駅伝」を行うための選考会だったとか。砂漠や山岳地帯を走ることも予想されるために、箱根の山道を採用したのでしょう。確かに、この区間を走れれば、ロッキー山脈地帯を走破できるかもしれません。

 ちなみにゴールの芦ノ湖にある「箱根駅伝ミュージアム」では各大学の選手に応援メッセージが書けます。僕も東洋大の親友にメッセージを書きました。

 今回の企画で箱根駅伝は本当に過酷だと身をもって実感できた。選手の皆さん、頑張って下さい!【慶大スポーツ大和弘明】

◆歴代最高記録
<5区>小田原中継所~箱根芦ノ湖駐車場(23・4キロ)=1時間18分30秒(82回・順大今井正人)
<6区>箱根芦ノ湖駐車場~小田原中継所(20・8キロ)=58分21秒(77回・大東大金子宣隆)

ホンダCR-V
 ホンダを代表するSUV型乗用車。1995年にデビューし、今回借りたのは今年10月にモデルチェンジされたばかりの3代目(ZXタイプ)。4WD5速AT、約2400cc。メーカー希望小売価格は275万1000円。
 ホンダは、03年度から箱根駅伝に協賛。燃料電池車「FCX」1台を大会本部車両として、またチームをサポートする運営管理車として「シビックハイブリッド」や「エディックス」、24台の車両とドライバーを提供するほか、沿道の販社や箱根・芦ノ湖畔の往路ゴール付近では、特設ブースを設け、豚汁やグッズを配布し、大会を盛り上げる。

バックナンバー

佐野さくら(さの・さくら)
 1984年生まれ、山梨県出身。現在慶大商学部3年在学中。サークルではラグビー班長を務める。もちろん慶大ラグビー部の大ファン。静岡・富士高時代は水泳部に所属。体は小さいが好奇心は旺盛。箱根駅伝が終わると後期試験、就職活動が始まる。
大和弘明(やまと・ひろあき)
1985年生まれ、群馬県出身。現在慶大経済学部2年在学中。来年から慶大スポーツ新聞会の編集長に就任する。群馬・中央高時代は陸上部の主将を務め短距離ランナーとして活躍。100Mの自己ベストは10秒98。



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