F1の元スーパーアグリ佐藤琢磨(31)が、目標のシート奪回へ「即戦力」であることをアピールした。18日にスペイン・ヘレスで行われた合同テストに、トロロッソの一員として参加。49周を走り、1分19秒574で8台中6位のタイムをマークした。雨のため午後のテストは中止になったものの、チームからは「彼の働きに満足している。経験が十分に生かされたテストだった」とお墨付きをもらった。

 F1マシンに乗るのは、4月のスペインGP以来。同チームの来季シート争いの意味合いも含んだテストで、佐藤はブランクをうかがわせなかった。「どんなときに復帰のチャンスが来ても対応できるよう、体力トレーニングを続けてきた。でも最高のトレーニングは、やはり実際にマシンに乗ること」。4カ月半ぶりのドライビングにも手応えを感じ、復帰への思いを新たにしていた。