第1シードで4連覇を狙う世界ランク7位の錦織圭(26=日清食品)が、同125位のライアン・ハリソンを6-2、7-5のストレートで快勝し、準々決勝進出を決めた。


 第1セットは第2ゲームから5ゲーム連取し、相手にブレークポイントを許さずにあっさりと先取。第2セットも第5ゲームをブレークして優位に立ったが、第10ゲームのサービスで4度のブレークポイントをしのぎながら粘り負けして追いつかれた。しかし、次の第11ゲームをブレークバックし、第12ゲームはラブゲームでキープして8強入りを決めた。


 12日(日本時間13日)に行われる準々決勝では同93位のミハイル・ククシュキン(28=カザフスタン)と対戦する。


リターンする錦織(共同)
リターンする錦織(共同)


錦 織26-2
7-5
0ハリソン


第2セット


   101112
錦 織      7
ハリソ        5

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

※ハリソンのサーブで第2セット開始

◆第12ゲーム 錦織がラブゲームでキープし、2セット連取で8強進出決定。錦織のサービスエースは1本、ファーストサーブポイント獲得率は81%、セカンドは53%。5度あったブレークポイントは4度しのいだ。試合時間は1時間22分

◆第11ゲーム 15-30と錦織がダブルのブレークポイント。30-40からポイントを奪い錦織がすぐさまブレークバック

◆第10ゲーム ジュースに持ち込まれ、初のブレークポイントを許す。4度はしのいだが、7度目のジュースで5度目のブレークポイントをものにされ錦織が粘り負け

◆第5ゲーム 15-40と錦織がダブルのブレークポイント。最初のポイントをものにしてブレーク

◆第2ゲーム 錦織がラブゲームでキープ

◆第1ゲーム 錦織がブレークポイントをつかむが、ジュースとなりハリソンがキープ

第1セット


   101112
錦 織       6
ハリソ           2

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

※ハリソンのサーブで試合開始

◆第8ゲーム 錦織が危なげなくキープし、第1セットを先取。ハリソンにブレークポイントを1度も許さなかった。錦織のファーストサーブポイント獲得率は81%、セカンドは70%

◆第6ゲーム 錦織が初のサービスエース。ラブゲームでキープし5ゲーム連取

◆第5ゲーム 錦織がポイント先行。30-40からブレークし4ゲーム連取

◆第3ゲーム ハリソンのダブルフォールトで初のブレークポイント。ジュースとなり2度目のブレークポイントを錦織がものにする