全日本スキー連盟(SAJ)が強化指定していたスノーボード男子2選手による大麻使用問題で、日本オリンピック委員会(JOC)のSAJへの処分は、補助金や交付金の減額を伴わないものになる見通しであることが1日、分かった。7日のJOC理事会で正式決定する。

 JOC幹部によるとSAJの運営自体に大きな問題は認められず、処分は加盟団体規定で最も軽い「指導」か2番目に軽い「勧告」となる見通し。JOCは違法賭博問題が発覚した日本バドミントン協会には「指導」の処分を科している。