スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズが25日、シンガポールでストーマーズ(南アフリカ)に31-44で敗れ、開幕5連敗となった。試合開始直後にCTBカーペンターのトライで流れをつかむと、前半を24-20とリードで折り返した。後半もWTB福岡が左タッチライン際を突破してカーペンターのトライを演出するなど優位に進めたが、運動量が落ち始めると自陣で守勢に回らされた。

 徹底した低いタックルで応戦するも、相手のFW中心の攻撃を止められず、連続トライを奪われ、後半15分すぎに逆転を許した。待望の今季初勝利を逃したティアティア・ヘッドコーチは「相手を追い詰めたが、うまくラックサイドを攻められてしまった」と肩を落とした。次戦は4月8日に東京・秩父宮でブルズ(南アフリカ)と対戦する。