中国水泳管理センターの李樺主任は30日、北京五輪の国内予選が行われる浙江省紹興で、昨年は競泳選手を対象に1105件のドーピング検査を実施し、すべて陰性だったと明らかにした。新華社電が報じた。

 検査を受けたのは481人で697件は抜き打ちだった。中国の競泳は過去に1994年広島アジア大会などで大量のドーピング違反が発覚した。同主任は「北京五輪に向けて選手、コーチはこれまで以上に反ドーピングに取り組むように」と求めた。(北京、共同)