<陸上:日本学生対校選手権>◇4日◇東京・国立競技場など

 11種目の決勝を行い、女子棒高跳びは我孫子智美(同大)が4メートル22の大会新で4連覇した。

 1万メートルの女子は小島一恵(立命大)が32分55秒43で初優勝。男子はギタウ・ダニエル(日大)が28分34秒71で2連覇し、村沢明伸(東海大)が2位に入った。

 男子400メートルは世界選手権(ベルリン)代表の広瀬英行(慶大)が46秒94で初優勝した。3連覇中だった金丸祐三(法大)は7月に左太もも裏を肉離れした影響で、大事を取って欠場した。男子1万メートル競歩は鈴木雄介(順大)が40分13秒38で昨年に続いて勝った。

 男子100メートルで3連覇を狙う江里口匡史(早大)は準決勝2組で10秒28の好タイムで1着となり、女子100メートルで2連覇中の高橋萌木子(平成国際大)ら有力選手とともに5日の決勝へ進んだ。