陸上の世界選手権(ベルリン)女子マラソン銀メダリストの尾崎好美(28=第一生命)が9日、横浜市の神奈川県庁で同県特別表彰を受けた。「金メダルを狙えた位置での銀ですが結果は満足。マラソンは走りながら戦略を考える時間が長いので自分の持ち味が出せます。苦しい場面を我慢して、それを越えた所にあるものを見たい」と同競技の魅力を話した。すでに世田谷区のグラウンドで練習を再開している。帰国後1週間のオフで趣味のショッピングはできなかったが、3日間帰省して山北中や相洋高時代の友人に会ったという。今後は26日の全日本実業団対抗選手権5000メートルに出場する。