日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事は15日、東日本大震災で被災した中学生のスポーツ選手をロンドン五輪に派遣する意向を示した。

 オーストリアのインスブルックで開催中の第1回冬季ユース五輪には、国際オリンピック委員会(IOC)の招待を受けて岩手、宮城、福島各県で冬季スポーツをする中学生13人を送っている。市原専務理事は「ロンドンでもこの事業を続けたい。今度は夏季競技の選手を連れて行きたい」と話した。