<テニス:ウィンブルドン選手権>◇最終日◇6日◇オール・イングランドクラブ◇男子シングルス決勝
ついに芝の王者が陥落する時が来た。ロジャー・フェデラー(26=スイス)は第4セットのタイブレークで2度のマッチポイントをはね返し、底力を見せたが、最終セットで力尽きた。「たぶん、これまでで最も残念な負けだ。トロフィーを掲げるのは自分だと思っていたのに」。王者の落胆ぶりは激しかった。
122年ぶり2人目の6連覇という偉業に挑んだ。しかし、多くのチャンスがありながら、常に後手に回った。風の影響もあって、バックハンドが不安定だった。普段はクールな王者が、珍しく焦りやあきらめなどを態度に表した。
「何もかも終わった。いい試合でも負けたのだから」。芝の連勝も65で止まり、大会連勝もボルグの持つ最多記録41に1勝およばなかった。



