ソフトボール日本リーグ女子の来季開幕戦が札幌ドームで開催される可能性があることが6日、分かった。日本ソフトボール協会はすでに札幌ドームの日程などを調査し、札幌ドーム側と接触している。来年4月中旬の開幕戦は同リーグ全12チームを一堂に集め、全国の6つのドーム球場のいずれかで実施する方向で協議を進めている。石狩市スポーツ広場で行われた日本リーグはこの日、超満員となる約3000人の観客が押し寄せた。

 北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール女子の五輪メンバーが札幌ドームに集結するプランが浮上した。日本リーグ女子の来季開幕戦の試合会場に、札幌ドームが候補の1つとして挙がっている。日本ソフトボール協会の尾崎正則専務理事(63)は「札幌ドームも候補の1つ。調査中です」と明かした。すでに来年4月中旬の日程を探り、札幌ドーム側と接触。条件などを含めて12月までに判断する。

 構想ではドーム球場に日本リーグ女子全12チームを一堂に集め、開会式を行うなど大規模なイベントにする予定だ。同リーグ、五輪予選など公式戦でドームを使用すれば史上初となる。日本協会では北京五輪前から計画を温めていたが、金メダル獲得後の盛り上がりで本腰を入れ始めた。東京、名古屋、福岡など6つのドーム球場のいずれかで実施する方針を固め、各球場にスケジュールなどを問い合わせている。

 北海道からリーグ戦に参加するチームはないが、倶知安町では日本代表が合宿をするなど縁がある。ここ数年は道内で1年に1度のペースで同リーグを開催。来季は帯広で行われることが確実だ。北海道協会の神崎征治筆頭副会長(70)は「ここ石狩でできたのもアピールになった。評価してくれると思う」と言う。この日、石狩市スポーツ広場で行われた2試合では約3000人の観客が詰め掛け、道内のソフトボール人気の高さも証明した。

 札幌ドームは完全屋内天然芝サッカースタジアムとして02年W杯を開催するなど世界でも知名度は高い。そこでソフトボールを開催となれば、16年以降の五輪復帰へ大きなアピールになることは間違いない。