<柔道:世界団体選手権>◇5日◇東京武道館◇男子7階級
男子日本代表がロンドン五輪での復活へ向けた第1歩でつまずいた。故障者続出の中、北京五輪100キロ超級金メダリスト石井慧(21=国士舘大)も股(こ)関節周囲部の故障で出場を回避。大黒柱を失い、3位決定戦のロシア戦に3-4で敗れ、5位に沈んだ。
「本当なら軸になる選手で挑みたかったけど…」と斉藤監督は力なく話した。当初のメンバーから五輪代表だった平岡、内柴、泉が故障で辞退。この日、期待された100キロ超級の棟田も1回戦のブラジル戦と3位決定戦のロシア戦でともに優勢負けで2敗を喫しては、チーム力勝負の団体戦で勝つことは難しかった。
五輪閉幕からわずか1カ月強で迎えた大会だけに五輪代表の調整は困難を極めたが、それは他国も同じ。ロンドンを目指す若手の100キロ級穴井、73キロ級の西岡と粟野らはアピールできず、斉藤監督は「勝負の厳しさをあらためて知った」。北京五輪惨敗からの立て直しは容易ではなさそうだ。


