性欲を力に変えろ!

 元総合格闘家で、拓大レスリング部の須藤元気新監督(30)が4日、東京・八王子市の同部道場で初指導を実施。「学生は女性に見られた方がやる気も出るし、集中もする」という理由で、来春から名門の歴史上初の女子マネジャーの導入を明言した。

 「学生のころは性欲がパワーになる。僕も学生時代は女性にモテたくて、そのためにも強くなりたかったから」。決してヤラしい意味ではなく、学生の強くなるための意欲をあおるためだ。西口部長も「見られることで意識も高まる。女子大生に練習見学してもらうのもいい」と乗り気だ。

 この日の練習では「レスリングを多角的に見てほしかった。息抜きも兼ねて頭を柔らかくするため」と話したように、学生に総合格闘技の寝技の技術を指導。普段の厳しい練習に須藤流の柔軟な発想を取り入れた形で、25日からは4日間の「須藤プロデュース」の強化合宿も行われる予定だ。

 須藤改革は着衣にも表れた。この日は自身がイメージしたレスリング部の新ロゴの候補6作品を学生に提示。それに合わせ、部のジャージーやシャツもモデルチェンジする。「厳しい部分は西口先生に、僕は今の僕にできることをやりたい」。12年ロンドン五輪の金メダリストを育てるため、独自色を注入していく。【菅家大輔】