<体操:NHK杯>◇最終日◇7日◇東京・代々木第1体育館

 北京五輪個人総合銀メダルの内村航平(20=日体大)が、圧勝で初の世界選手権(10月・ロンドン)代表入りを決めた。床運動と跳馬で16点台の高得点をマークするなど、6種目でただ1人の92点台92・700点をたたき出した。前日と全日本の持ち点の合計を276・750点とし、2位の田中和仁(24)に3・250点の大差をつけた。男子は6人、女子は4人の世界選手権代表が決まった。

 最後の鉄棒で着地がぴたりと決まると、会場がどよめいた。内村はただ1人だけ別次元の演技で圧勝した。五輪で5個の金メダルを獲得した塚原光男日本協会副会長も「世界選手権では金メダルだ」と太鼓判だ。ただ内村は「まだ着地とか細かいミスがあった」と満足はいかない様子で、「残り5カ月で修正すれば戦える」と、05年冨田洋之以来の世界選手権個人総合金メダルに意欲を見せた。