陸上の世界選手権(15日開幕、ベルリン)男子400メートル代表の金丸祐三(21=法大)が足を故障していたことが7日、分かった。短距離代表勢は同日、直前合宿地のフランクフルトへ出発。同行予定だった金丸は国内に残って調整し、12日をめどに日本をたつ。指導する日本陸連の苅部距離部長は、故障個所を明かさなかったが「最善を尽くします」と、出場できる見通しを示した。関係者によると、肉離れとみられる。今季は、5月に45秒16の自己新を記録し、6月の日本選手権で5連覇を達成。44秒78の日本記録更新も視野にあったが、難しくなった。