<bjリーグ:浜松・東三河フェニックス85-80仙台89ERS>◇10月31日◇第7戦◇愛知・豊川市総合体育館◇観衆1013人
浜松・東三河フェニックスが首位の座を視野にとらえた。ウェンデル・ホワイト(25)が豪快なダンクを2本決めるなど、両チーム最多の34得点の大暴れ。開幕から6連勝中だった仙台89ERSを85-80で下して、ホーム3連勝を飾った。得失点差で順位は2位のままだが、勝敗では「6勝1敗」で並んだ。11月1日に再び愛知・豊川市総合体育館で仙台と対戦。勝てば、単独首位に躍り出る。
地元で連勝を許すわけにはいかなかった。昨季2度も「10連勝」を記録したフェニックスの意地が、首位仙台の快進撃を止めた。序盤は一進一退の攻防が続いたが、第1クオーター(Q)終盤で突き放すと、中盤以降はホワイトの独壇場。豪快なダンクを2本もたたき込むなど、1人で34得点をマークして撃破した。「個人的にはとても楽しくできた。(仙台の連勝記録は)試合中にずっと考えていたんだ。大きな意味のある試合をするのは楽しいね」と、にんまりと笑った。
ゾーンディフェンスが狙い通りに機能した。11本もスティールを決めるなど、相手のミスを誘発し、レイアップシュートも30点も決めた。それでも納得がいかない中村和雄ヘッドコーチ(HC=68)は「ゾーンも、私の気合のようにもっと激しくやれたはず。面白くないもん」と手厳しかったが、大口真洋主将(33)は「勝ってOKにすると、気持ちが緩んで明日がダメになるからでしょう。(HCの怒りは)いつものことなので大丈夫です」と、名将思いをしっかりと理解した。1日に勝てば地元で首位浮上。浜松が一気に攻勢をかける。【今村健人】


