<バドミントン:全日本総合選手権>◇初日◇3日◇東京・代々木第2体育館

 イケシオこと混合ダブルスの池田信太郎(29=日本ユニシス)、潮田玲子(26=三洋電機)が、全日本デビューとなる初戦の2回戦を快勝で飾った。第1ゲームの序盤こそ競ったが、池田のパワーと潮田の速さがかみ合った後は、池田の秘技「また抜きレシーブ」が飛び出るなど、21-10、21-9の余裕の勝利だった。

 わずか22分のイケシオ・ショーだった。第1ゲームは2度の6連続得点、第2ゲームも8連続得点を重ねるなど、イケシオがデビュー戦で力の違いを見せつけた。「足も動いて集中できていた」と池田が言えば、潮田も「気持ちを強く持ってできた」と喜んだ。

 第1ゲーム6-4で、池田の秘技も飛び出した。相手の男性のスマッシュが、池田のまたに飛んだ。とっさに池田は背面からラケットを出し、またの間からレシーブ。池田の「久しぶりに出ましたよ」という秘技でポイントを奪うと、一気に9-4まで突き放した。

 相手が左利きの場合、通常と正反対の弧を描いてシャトルが飛んでくる。タイミングが狂い通常の打ち方では間に合わなかった。「左利きと対戦すると使う時がある」。今年は、その機会がなかったが、大事な全日本初戦で初めて飛び出した。

 2人が新しく契約したアディダスのウエアも、この日がお披露目となった。池田が黒、潮田が濃い紫で登場。「みんなに注目してもらえてうれしい」(潮田)と、初ものづくしのイケシオが、全日本初V目指して最高のスタートを切った。【吉松忠弘】