<NFL:ジャイアンツ16-7レッドスキンズ>◇4日(日本時間5日)◇1試合◇ニューヨーク

 08-09シーズンが開幕し、王者ジャイアンツがレッドスキンズを16-7で破って白星発進した。QBイーライ・マニング(27)が、昨季のスーパーボウルでも見せた勝負強いパスでチームをけん引。第1Qに先制1ヤードTDランを決めるなど、序盤の攻撃シリーズを4連続で得点に導いた。守っては、相手を合計209ヤードに抑えて点差以上の快勝。連覇へ好スタートした。

 昨季の優勝は、番狂わせでも偶然でもない。マニングが、粘りのパスで王者の実力を証明した。第1Q開始4分すぎ、QBが嫌う背後からのプレッシャーにも、動じなかった。タックルで体をねじられながらも、パスはWRバレスをしっかりとらえた。ダウンを更新しただけでなく、自分の先制TDラン、そして4連続得点へつなげた。

 昨季のスーパーボウルでは、優勝候補ペイトリオッツを破った。試合終了間際、マニングは守備選手2人につかまれながらロングパスを決め、逆転劇の主役になった。「今日は観客が熱く燃えていた。ホームで勝つのは最高の気分だね」。本拠地ジャイアンツ・スタジアムの8万人の観衆に後押しされ、大一番でのスーパープレーを再現した。

 オフにはDEストレイハンが引退し、ウメニオラも故障で離脱。激震に襲われた守りも、後半の反撃を7点に抑えて踏ん張った。現有戦力を引っ張るDTコーフィールドは、さも当然のように胸を張る。「守備には自信を持っている。この作戦で、1年間守りきってみせるさ」。攻守にたくましさを見せたジャイアンツが、下馬評を覆す快進撃へ第1歩を踏み出した。