アイスホッケーのロシアリーグが、天然資源マネーを背景に勢力拡大の兆しを見せている。同リーグのオムスク・バンガードは、NHLレンジャーズFWヤロミール・ヤーガー(36)を獲得したと発表した。契約は3年で、地元メディアの報道によると、2年目までの平均年俸は1750万ドル(約18億3750万円)。ブリエール(フライヤーズ)らのNHL最高年俸(10億5000万円)を軽く上回る巨額で、スーパースターの獲得に成功した。
来季からコンチネンタル・リーグと改称して再スタートする同国リーグには、石油会社などの資金力を武器に、クラブがNHLから選手を買いあさる動きが始まっている。バンガードも、天然ガス最大手ガスプロムがスポンサーになっており、ヤーガーの「軍資金」も気前良く出資。今回の移籍で、NHLからのタレント流出に拍車がかかる可能性が出てきた。



