<ラグビー・関東大学リーグ:筑波大43-24明大>◇8日◇対抗戦◇宮城・ユアテックスタジアム仙台
対抗戦は明大が筑波大に24-43で敗れて3勝2敗となり、優勝争いから脱落した。防御の甘さや、ミスなどを突かれて6トライを許し、対抗戦では67年の初対決以来、初めて2年連続で筑波大に敗れた。吉田義人監督(40)を迎えて11年ぶりの優勝を目指したが、現実は厳しかった。1敗チームがなくなり、23日の早大-慶大の全勝対決の勝者が優勝となる。
明大は、筑波大に開始2分を皮切りに前半だけで4トライを奪われた。防御の穴を突かれて2トライ、モールを押し込まれて2トライ。攻撃の起点となるラインアウトは1本も取れなかった。発熱を押して出場したフランカー西原主将は「試合の入りで相手のテンポある攻撃を受けてしまい、パニック状態になった」と振り返った。
5-39と慶大に完敗して1週間。自信を取り戻す試合と位置づけて臨んだが、結果が伴わない。再建を託された吉田監督は「失われた10年の土台をつくろうとしているけど、うまくいかない」と話し「くいをしっかりと打ち、新機材を調達しないといけない」と続けた。実績を残した自分の現役時代と比較して「部員にレベルの差があり、習熟度が遅い」とまで言った。
昨季24年ぶりに逃した大学選手権出場は3勝を挙げて確定している。しかし、対抗戦優勝は消滅した。SO田村は「チームの方向がどこに進んでいるか迷っている。首脳陣を信じてやるしかない」。残すは22日の帝京大戦と12月6日の早大戦。吉田監督は「今の力では厳しい戦いになるが、立て直して臨む」と巻き返しを期した。【三角和男】



