大相撲の横綱白鵬(24=宮城野部屋)が27日、3年前に結婚した紗代子夫人(25)の故郷の徳島県で挙式し、親族ら関係者をはじめ一般募集の参列者など約400人が出席した。

 会場は2人がデートで何度も訪れたという鳴門市の大塚国際美術館。名画に囲まれての式を終えた白鵬は「しっかりと目に焼き付けたい」と、ウエディングドレス姿の夫人を見つめた。

 朝青龍が引退し、一人横綱として迎える春場所(3月14日初日)については「責任感とか、いろいろ背負っている。心を強く持って頑張りたい」と力強く語った。

 挙式後は徳島市に場所を移して飯泉嘉門知事から委嘱状を受け取り「阿波とくしま観光大使」に。オープンカーや水上バスで市内をパレードしてファンの声援に応えた。