20日発売の一部週刊誌で、大相撲の大関琴光喜が野球賭博でトラブルに巻き込まれていると報じられた件で、日本相撲協会の陸奥生活指導部長(元大関霧島)は19日、琴光喜の師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)や記事で名前の挙がった3人の親方から事情を聴いたが、全員が報道内容を否定した。

 琴光喜も記事が事実無根だと主張している。相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「本当にそういう事実があったかどうかも分からない段階なので、コメントできない」と話した。(共同)