福岡県柳川市出身の大関琴奨菊が30日、福岡県警柳川署の一日署長を務め、交通事故の防止や年末年始の防犯を徹底するよう呼び掛けた。

 黒と白の市松模様の着物にたすき姿の琴奨菊。柳川署の玄関前で署員や防犯ボランティアら約130人に「年の瀬になると金融機関への強盗などの犯罪や交通事故、火災が多く発生する。力を合わせ犯罪や事故のない安心して暮らせる町を目指してほしい」と緊張した様子であいさつした。

 また「九州場所は大関昇進後の初場所でかなり緊張したが、声援をもらい好成績を収めることができた」と振り返った。

 その後、パトロールに出発するパトカーや防犯ボランティア団体の車両などを見送った。