幕内3場所目で自己最高位の東前頭筆頭の妙義龍(25=境川)は29日、大阪府交野市の春日野部屋への出稽古で、同じ兵庫県出身で西筆頭の栃乃若(23=春日野)と4番取って1勝3敗だった。

 立ち合いで試行錯誤したため白星は少なかったが「相手のことは高校時代から知っていて(出世争いで)自分が追いついたという感じ。兵庫の2人で場所を盛り上げたい」と刺激になった様子だ。

 栃乃若は「引いたり、無理に投げたりというのが多かった。もっと前に出る相撲を取って場所に入りたい」と反省していた。