大相撲の西十両11枚目の黒海(31=追手風)が夏場所11日目の16日、日本相撲協会に「左大腿(だいたい)肉離れで約1週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。黒海の休場は2001年夏場所の初土俵以来初めてで現役関取1位の連続出場記録は882回で止まった。

 黒海は10日目に隆の山に内掛けで敗れた際に左太ももを痛めた。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると、数日で症状が軽くなれば再出場の可能性もあるという。11日目の対戦相手、益荒海は不戦勝。