<大相撲初場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館
朝青龍(28)は、よく考えた立ち合いをしたな。豊ノ島は左を差して組むとしつこいし、動かれるという考えがあったんだろう。突き放して、先に先にいった。自分の流れを早くつくって取れたから、今場所一番速い相撲になった。
4日目の雅山戦で、相手が突き放してくると思ったら、頭できた。なんとか勝ったその相撲から、今までより考えるようになったな。自分の予想していない立ち合いを相手がしてきても、それに対応していかないと相手の流れになる。それで、自分もバリエーションを広くもって取るようになってきた。それが、先手先手と攻めていくことにつながっていくんだ。
左ひじは心配ないな。本場所は1日1番しか取らないから、けいことは違ってそんなに痛くはないのだろう。まだ安心できる状態とはいえないが、一番一番、集中しているのが白星になっている。(高砂浦五郎=元大関朝潮、日刊スポーツ評論家)


