序二段の能登ノ波(27=千賀ノ浦)が「鰤(ぶり)の里」に改名した。石川・七尾市出身で、父文男さん(57)が「寒ぶり漁」をしていることから「地元の人に親しんでもらえるように」と変えた。魚にまつわるしこ名は珍しく、協会関係者は「鯉(こい)や鯱(しゃち)はありましたが、鰤は…」。大関把瑠都の付け人も務める10年目は「変えたからには勝ち越し」と気合十分だ。