昨年1月に亡くなった横綱大鵬の故納谷幸喜氏の歴史を展示する「大鵬記念館」が、7月8日に開館することになった。大鵬部屋(現大嶽部屋)の地元、東京・江東区の山崎孝明区長が発起人となり、同区の深川江戸資料館内に新設。観覧は無料。展示品は未定だが、定期的に入れ替えることも検討されている。同日の記念式典には芳子夫人のほか、大嶽親方(元十両大竜)や幕内の大砂嵐も出席する予定だ。芳子夫人は「記念コーナーができるのはお父さんも喜んでいると思う」。同館担当者も「大鵬さんを通じて、この地域、歴史にお客さまが興味を持っていただきたい」と期待していた。