優勝マジック21。ソフトバンクはリーグ優勝に向けて着々と歩みを進める。小久保裕紀監督(52)を中心に投打に盤石の強さを誇ってきた。鷹党にとっては盛り上がる展開だが、2軍でも期待の左腕がデビューした。

プロ2年目の大野稼頭央投手(20)。8月16日のウエスタン・リーグ阪神戦(タマスタ筑後)で公式戦初先発した。6回5失点も失策が絡んで自責点は2。最速146キロを誇る本格派左腕だ。

プロ入り前はファストフード好きだった。「体に悪いかな」。そう思いつつも食べてしまう。その食生活はオフの自主トレで禁じた。「和田さんの自主トレで言われました。糖質を摂取しすぎるとパフォーマンスが下がるので」。かつてはベテラン和田毅も登板前日の糖質摂取でコンディション不良を訴えたことがある。経験豊富な先輩のアドバイスで大好きなハンバーガー、フライドポテトをやめた。「もう20歳になるんで。頑張らないといけないですね」。個人的にも高卒2年目左腕は楽しみだ。

2軍は現在、首位の中日と2ゲーム差の2位につけている。9月は30日間のうち25日で試合開催。優勝の行方はまだ分からないが、優勝すれば2連覇。去年は小久保2軍監督がファーム日本一にもなった。今年は親子鷹での頂点に期待。まずは優勝マジック21の1軍が貫禄のリーグ優勝をつかみにいく。【ソフトバンク担当 只松憲】