日刊スポーツが今夏の高校野球の「ピカイチ選手」を紹介する第2回は「野手編」。
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自分を信じ、仲間を信じる-。高校最後の夏を前に、明大中野(東東京)の主将・近藤友樹内野手(3年)が掲げる言葉は「信じる」だ。
小学校ではソフトボールに打ち込み、中学から硬式野球を始めた。2歳上の姉もソフトボール経験者で、小学生時代には姉が捕手、近藤が投手としてバッテリーを組んだ。「ワンバウンドを投げると怒られました」と恥ずかしそうに笑う。一方で、どんな球でも受け止めてくれる存在は心強かった。
主将として意識するのはチームの雰囲気づくりだ。「いいプレーが出たら全員で褒めちぎろうと話している」。佐藤晃平監督(39)は「試合の中でほしい声を出せる選手。野球を見る力がある」と信頼を寄せる。
昨秋に就任した佐藤監督の下、自分たちで考える力を軸に成長してきた。冬場は週5日、現在も週1日ある自主練習にも意味を求め、近藤は「ただやるだけではいけない。それぞれが自分の課題に向き合うことが大切だと思う」と力を込める。普段の練習メニューも代表として監督に提案するなど、自主性を重んじる環境を支えてきた。
「自分だけではなく、仲間を信じないと成り立たない」。主将として部を束ねてきた近藤がたどり着いた答えが、「信じる」だった。「今まで支えてくれた両親や姉に全力プレーで示したい。迷っている姿は見せません」。創部史上初の甲子園出場へ、主将が先頭に立つ。【栗林真菜】




