今春のセンバツで準優勝した東海大四は、終盤の追い上げも実らず、3季連続の甲子園出場はならなかった。

 頼みのエース大沢志意也(3年)が3被弾。攻撃は押し出し四球で1点差に詰め寄った9回無死満塁の大チャンスを逃した。

 センバツでは全5試合で、わずか6失点。今春、チームを北海道勢半世紀ぶりの準優勝に導いた右腕は「みんなで甲子園に帰って、優勝旗を持って終わりたかった。自分のミスで負けてしまって本当に申し訳ない」と大粒の涙をぬぐった。