大阪桐蔭が7回コールド勝ちで8強入りした。

 1回表に1点先制されたが、その裏、無死一、三塁から藤井健平右翼手(3年)が右翼フェンス最上部を直撃する逆転二塁打を放つなど、4点奪取。その後も6点を加えて2桁得点。左腕エースの田中誠也投手(3年)は4回2死から2点を失ったが、最後はリズムも取り戻した。

 前日25日にセンバツ優勝の敦賀気比が逆転で夏の甲子園出場を決めた。田中は「夏はどのチームにとっても苦しい戦いが続く。自分たちもそういう苦しさを乗り越えていこうと話し合っています」と甲子園を見すえた。