秋田商が延長戦を制し、1935年(昭10)以来、80年ぶりのベスト8入りを決めた。

 3-3で迎えた10回表、2死三塁から2番草なぎ輝也内野手が左前へ決勝打を放った。

 初戦で16三振を奪った左腕エース成田翔は10回を投げきり完投。健大高崎の「機動破壊」に耐え9安打3失点。7三振を奪った。

 秋田商の夏の最高成績は80年前の8強。春は4強。また秋田県勢の夏の甲子園8強入りは95年の金足農以来20年ぶりとなった。